2026.10.16

検査成績書(COA)の読み方:ロット番号、検査項目、第三者機関とISO 17025、食品原料の輸入に必須

ポイント

COA(Certificate of Analysis)は特定のロットの検査報告書です。まずロット番号が貨物と一致するか確認し、次に検査項目、方法、結果と規格上限、そして検査機関が第三者でISO/IEC 17025の認定を受けているかを見ます。ロット番号がない、毎ロット同じ数値、仕入先の自社検査だけ、という報告書には注意しましょう。

COAで確認したい6つの項目

項目確認すること
ロット番号貨物や外箱のロット番号と一致すること。ロット番号がなければ追跡できない
製品名と規格発注した製品・規格と一致すること
検査項目と方法輸入国の要件を満たす項目で、公定法など認められた方法であること
結果と上限値すべての結果が規格内であること
検査機関と認定機関名、住所、ISO/IEC 17025の認定とその範囲
日付と承認採取日・検査日が妥当で、責任者の承認があること

注意すべきサイン

  • ロット番号がない、または毎回同じロット番号。
  • 毎ロットまったく同じ数値、またはすべて上限ぴったり。
  • 検査日が製造日より前。
  • 自社検査だけで、第三者の報告書がまったくない。
  • 検査機関のISO/IEC 17025の認定範囲に、報告書の検査方法が含まれていない。

疑問があれば、発行した検査機関に直接問い合わせ、報告書を発行したか確認できます。

タピオカドリンク原料のよくある検査項目

原料よくある検査項目
タピオカ微生物、保存料、重金属
茶葉残留農薬
ジャム、シロップ微生物、保存料、着色料
クリーミングパウダー微生物、水分

実際の検査項目は、輸入国の規定と売り手・買い手が合意した規格によって決まります。

第三者検査機関とISO/IEC 17025

ISO/IEC 17025は試験所・校正機関の国際的な認定基準です。台湾では財団法人全国認証基金会(TAF)が試験所の認定を行っています。新規仕入先や高リスク原料は、第三者機関の報告書を求めるか、輸入者自身で検査に出しましょう。

ロットのトレーサビリティ

よいトレーサビリティの仕組みは、製品のロット番号から原料の調達先、製造日、検査記録、出荷先までたどれます。台湾には特定の食品事業者向けのトレーサビリティ規定もあります。台湾の食品事業者登録をご覧ください。

Tang Sugarのサポート

輸出先に応じて検査書類と原材料規格書を用意し、出荷書類もまとめて準備します。仕入先に求める書類チェックリストもご覧いただくか、お問い合わせください。

注:本記事は一般的な調達の参考情報であり、法的助言ではありません。法規は改正されるため、輸入前に輸入国当局の最新情報をご確認ください。

よくある質問

COAは何の略ですか?

Certificate of Analysisの略で、ある製品ロットの検査結果を記録した書類です。

毎回の出荷にCOAが必要ですか?

各ロットにロット番号つきのCOAがあるのが理想です。長期取引の定例項目は、頻度を取り決めることもできます。

ISO 17025とISO 22000の違いは?

ISO/IEC 17025は検査機関の能力の認定、ISO 22000は食品工場の食品安全マネジメントシステムの認証です。

COAは偽造されることがありますか?

あり得ます。ロット番号を照合し、数値が妥当か確認し、必要なら検査機関に照会するか自分で検査に出しましょう。

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参考資料

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